送迎部門のバスドライバーについて
バスドライバーは、無償輸送と有償輸送に主に分かれていますが、無償輸送は会社・学校・ホテル・飲食店などが該当しています。これらのドライバーに関しては、大型自動車二種免許が不要なケースが多いものの、安全運転履歴の提出を義務付けていることがほとんどなので、応募する際は数年にわたって無事故・無違反である事が求められます。運転するバスについては、10人程度のワゴンタイプ・30人程度が乗れるマイクロバスに分かれていて、扱う車両が大きくなれば給与が高くなることがあります。座席定員が少ないバスドライバー求人に関しては、大型自動車免許ではなく中型自動車免許所有であっても応募が可能です(求人条項を必ずチェックして応募しましょう)。
旅客輸送を行っているバスドライバー
有償となる旅客輸送を行うバスドライバーは、街中を走る乗り合いバス・高速道路をメインで走行する高速バスに分かれていて、共に高度な運転技術が必要な大型自動車二種免許を持っている必要があります。入社後の研修は、いきなり一人で公道を走るのではなく、師匠と呼ばれる先輩運転手が同乗して運転技術・ルート勉強などをするのが一般的で、お墨付きが無いとデビューする事が出来ません。さらに、旅客輸送は客対応が必須なので、接客技術が備わっている必要があります。なお、大型自動車二種免許を所持していない場合は、入社後に研修を受けながら教習所に通えるバス会社が多い事から、大型自動車免許を保有している人でバス運転に興味がある場合は門戸を叩いてみると良いでしょう。